セル (ドラゴンボール)

セル (ドラゴンボール)

セル (ドラゴンボール), by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=487801 / CC BY SA 3.0

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ドラゴンボール 」 ドラゴンボールの登場人物 」 人造人間 (ドラゴンボール) 」 セル (ドラゴンボール) セルは、鳥山明の漫画『ドラゴンボール』およびアニメ『ドラゴンボールZ』『ドラゴンボールGT』『ドラゴンボール改』に登場する架空のキャラクター。
ドクター・ゲロが開発したコンピュータが造り出したバイオテクノロジーによる人造人間。
ドクター・ゲロは戦闘の達人たちの細胞を集めて合成させた人造人間の研究を始めたが、時間が掛かりすぎるため、直接の製造を断念。
その後は、コンピュータが作業をそのまま休むことなく継続したことにより完成した。
蜂のように小さい虫型のスパイロボットがコンピュータにデータを送るついでに戦闘の達人たちの細胞を集めており、孫悟空、ベジータ、ピッコロ、フリーザ、コルド大王と、数種の生物の細胞を組み合わせて造り出された。
アニメでは天津飯、クリリンの細胞も採取していた。
種族としての分類は地球人。
悟空、ベジータ、ピッコロの細胞は、サイヤ人の地球襲来時にドクター・ゲロの虫型スパイロボットが採取。
フリーザとコルド大王の細胞は、2人が地球に襲来した時に同様に採取。
彼らの細胞が組み込まれているため、その能力・技を使うことができる。
フリーザ親子を除き、悟空たちがナメック星に行く前までのデータしかないため、それ以降に悟空たちが習得した技は使えないが、完全体になった後で悟空の瞬間移動は会得した。
虫をモチーフにしてデザインされ、卵から生まれて脱皮・成長する部分も虫がモデルになっている。
名前の由来は細胞を意味する英語「cell」。
作者の鳥山は、どんどん人間を吸収して変化していくという意味合いで付けたと語る。
自信家かつ気分屋。
好戦的で強い相手との戦闘を娯楽のように好む。
天下一武道会をモチーフとしたセルゲームを開催した際にセルは「一番の楽しみ」として、悟空との戦いを最後に取っておきたかったと語り、長らく楽しみにしていた。
戦闘においては相手の戦闘スタイルを冷静に分析し、すぐに自身の戦闘スタイルに反映させることができる驚異的な格闘センスを備えている。
完全体になることを目標としており、完全体となってセルゲームの開催を決めた際には、その目的をトランクスから聞かれ、自分の強さの確認と力をさらに引き出すための練習の場として主催し、世界を恐怖に陥れ、恐怖におびえて引きつった人間たちの顔を見て楽しむことであると語っている。
弱者を躊躇なく殺害する冷酷さを持っているが、「征服」に関しては「俗なもの」と認識しているため、興味はない。
普段は冷酷ながらも紳士然としており、特に自分が優位で相手が絶望的な状況の場合は不気味な微笑みを絶やさずに常に冷静でいる。
その一方で、自分の実力が相手に通用しない、あるいは自身が追い詰められる状況に見舞われると途端に冷静さを失い、我を忘れて激昂し、星ごと消滅させることも辞さない粗暴な気質も持ち合わせている。
超サイヤ人2に覚醒した孫悟飯に追い詰められた際は、激昂のあまりかつてトランクスが行い、自分がその弱点を指摘し一蹴した変身を自らが行った。
基本的にはシリアスな性格だが、ベジータのファイナルフラッシュで右半身が吹き飛んだ際に、苦しみ悔しがる演技をした後「なんちゃって」と再生を見せつけたり、ミスター・サタンの瓦割り自慢に呆れの冷や汗を垂らし「ホンモノのバカだ」と心の中で呆れながら呟くといった、ユーモラスな表情も見せた。
テレビ局や天下一武道会についての知識も持っている。
創造主であるドクター・ゲロを呼び捨てにしているが、アニメ版では現代・未来の両世界でトランクスと対峙した際に「ドクター・ゲロ様」と敬称で呼んだこともあった。
セルの基本設計は人造人間19号の成功に気を良くしたドクター・ゲロが究極の人造人間として考えたもので、オリジナルの性格のもろい部分をコンピュータが再設計し、様々なキャラクターの性格をプラスして完璧な兵器として完成したという裏設定がある。
また、恐怖で世界を支配しようとしていたピッコロ大魔王と似た行動をセルが取ったのも、ピッコロの細胞の影響かもしれないという記述もある。
昆虫の外骨格のような人型。
全身には無数の黒い斑点がある。
背中から生えた尻尾の先端の針を、生物の身体に突き刺すことで生体エキスを吸収し、さらに尻尾の先を漏斗状に大きく拡げて人造人間17号と18号を丸呑み吸収することで完全体になる。
非生物には通じず、完全なロ…